スーパカブにバイクパーツセンターの激安ヘッドライトバルブに装着交換の件

灯火

オハヨウゴザイマスたま男です
今朝もスーパーカブで遊んでみましょう
今回はバイクパーツセンターの
激安の青い(ハロゲンとは言ってない)ヘッドライトバルブに装着交換する件です

とても簡単な作業となりますので
初心者ライダーにも初めてでもできるメンテナンスです
それでも少しポイントがあるのでそれを押さえながらやってみましょう!

電球切れの交換」用に普通の電球交換の項目もあります!

カブのヘッドライトについての前置き話があり
YouTube動画もありますのでお急ぎの方は目次からどうぞ!

 

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ヘッドライトを明るくしたい!

今回のこの記事を検索でお越しの方はおそらく
スーパーカブのヘッドライトが暗いのでそれが危ない!
なのでバルブ(電球)交換で明るくしたい!
という理由の方が多いでしょう

ですか先に注意点というか
ある意味心がけみたいな話をしておくと

スーパカブのヘッドライトはバルブ交換くらいでは
期待するほど明るくはなりません!
それはハロゲン球でも同じです!

夢が無い事を先に言っちゃいましたが
結構大事な話なので先にそれを済ませておきましょう

基本的にいわゆるキャブ車12Vのカブやリトルカブは
30Wの電球です

なので暗いのは当然です!・・ハイ終了!!

では電球のワット数が少ないなら35Wとか大きくすればいいんじゃね?
とおもわれがちですが
大きい電球は当然熱を持ちます

カブのヘッドライトはプラスチックです
なので溶ける恐れがあるので30W以上にしないというよりできないのです

なので30Wの電球の中でしかもカブに合う形式の
より明るいモノを探すしかありません

ハロゲンは明るいか?

となると必然的に同じW数でも「ハロゲン球」は明るいのか?となり
過度の期待をしてハロゲンを試したくなるとこですが
これも30W程度のハロゲンでは

良くて「少し明るくなった」くらいが限度でしょう

Amazonなどの口コミでは
すごく明るい!などの高評価もありますが
その殆どは「色の違い」を明るさに転化してるとおもわれます

普通の電球はいわゆる「暖色」で黄色っぽい色ですが
ハロゲンは「白い(青い)」色になるので

実際の明るさよりも白さの印象で
より明るくなったかの様に思う(思いたい)のかもしれません

また殆どは長年使った古い電球からハロゲンに交換するワケですから
新品の明るさになっただけの場合もあるでしょう

またハロゲン球はスーパーカブ用となると種類は少なく
有名なメーカー品となると値段も高くなります

SP武川の製品だと1780円位はします

その様な高い製品でも現実には
「少し明るくなる」程度ですので
その効果にこの値段を出すか?は個人の価値観になります

他にもヒロチーショップのハロゲンもあり
そちらは約500円と安かったのですが今は売り切れです

↑コチラを現在3年使用してましたが切れる事もなく
明るさも多少明るくなるので
購入した当時はメール便で送料200円でしたのでお得でした

いずれにしても「ハロゲン」に交換するのは
「多少明るくなる」程度の効果もありますが

青いバルブによる見た目や
白い光で少しカスタムした感

・・などの路面を照らすそのものの性能よりも
見た目チューンやカスタム感といった効果を期待する製品ですね

なので古くなって暗くなったり切れたりした純正バルブを
「交換するついでにせっかくだからハロゲンを試してみる」
という位が健康的な考えになるでしょう

LED化すれば?

さてホントはやりたくないが
近年バイク界隈では流行りなので
一応触れておかなければならない「LED化」について

「スーパーカブのヘッドライトは暗い!」

それは乗ってみれば誰もが思う感想だ
そこまでは当然なのだか近年はその返しに

「じゃあLED化して明るくしよう!」

となりがちだ

私はこのバイクの「後からLED化」には懐疑的というか
あまり信用していないし使用する気は無い

それは単純に「価格と信用」のバランスの問題

自動車が殆どLEDライトになって久しいが
バイクも新車にはLEDが装着され
スーパーカブでもC125には搭載されている
メーカーが始めから使用してるという事は信頼があるという事だ

なので電球だった古いバイクのライトもLEDを・・・

となると思いきや私はそう思わない
何故なら現在LEDというモノが「在る」から付けたくなるだけで
古いバイクの発売当時には無かったのでそれで十分だったワケだ

先に大事な話をちゃんと明確にしときたいのは

ライトが暗いなら安全運転しろ!

というダケの話

カブのライトは暗いのでLEDで明るくしよう
という人は安全性の為にとよく言うが
ライトが明るくなったら「その分速く走る」のがライダーのサガです

またバイク用のLEDは現在Amazon等でとても安く売っています
ですが激安品は当然信頼性や耐久性がありません

LEDは長寿命と言われますがそれは発光素子の事で
それを制御してるユニットはその限りではありません

つまり家庭用のLED電球と同じく安物はすぐ壊れます

夜間走行時に壊れればそれは本来の「安全性」が失われます

またLEDは熱を持つのでファンが必要になり
そのぶんバルブ全体が大きくなります

カブのライトカバーには配線がぎっしり詰まっており
そこにLED電球を入れるには加工が必須になります

また逆にファンが無い普通の電球くらいの大きさのLEDもありますが
それだと加工はしなくても装着はできますが
熱が出ないという事はそれだけパワーが無いという意味で
結局電球とそれほど変わらない明るさにしかなりません

では
明るくて加工もしなくても使え高い信頼性があるLEDライトユニットなら大丈夫か?
という話になりますが
その様なキットはコードや制御装置など大仰になり
(つまり本来は明るいLED化にはそのくらい必要)

信頼性は高いがそのぶん値段も1万以上したりします

結論としては「カブにそこまでする必要が?」という答えになる

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電球切れで交換するだけ用

今回の記事は激安ハロゲンの内容ですが
ただ普通に電球切れで交換したく検索してきた方もいるでしょうから
その目的用のお話を先にしておきましょう

カブに限らずバイクのの電球が切れる頻度や耐久性というのは殆ど

「運」でしかありません

10年くらい切れなかったり逆に半年で切れるなどは
運が良いやハズレを引いたとかのレベルです

特別長持ちしたり逆に短いというのは製品選びには意味がありません
すぐ切れるのは電球が装着してあるライトケースが振動してたり雨やチリなどが入る様な状態なら
何かしらの影響があり寿命が短かくなる可能性はあります

日本製や日本メーカーの電球では
価格による耐久性や切れる切れないというのは殆ど無いと言って良いでしょう

Amazonなどの口コミでは「すぐ切れた!」などのレビューを見て電球を選びたくなりますが
そもそもその様な口コミは切れたので文句を言いたく書き込む人が殆どで
問題かった人はワザワザレビューしませんから
高評価低評価などの割合は殆ど意味がありません

ハッキリ言えば長年バイクや車に乗ってれば
切れる時は切れる!切れない時は切れない!
というのは経験上判りそうなモンですけどね

そんなワケでただ普通に「電球交換したい!」なら
日本製(メーカー)の安いバルブを買えばOKです!

注意点はカブの電球は少し特殊というか自動車とは違うので
適合するのをちゃんと選ぶ必要があります

あくまでキャブレターのカブやリトルカブのバルブですが

「PH7」や「P15d-25-1」などと記されてる規格になります

(FI110やクロスカブはHS1(H4))

ホームセンター等だとカブなので意外と売ってる事がありますが
ネットで買う方が間違わずに便利ですね
↓以下の3種類が「普通の交換用バルブ」になるでしょう

300円と1番安く明るさは普通なのならコレ
M&Hマツシマ 1P 2015 12V30/30W

約600円でホームセンター等でよく売ってるのはコレ
RAYBRIG レイブリック ハイパーバルブ T19L R107

約700円ですが明るいと評判の
KOITO 小糸製作所 ノーマルバルブ 5026

バルブの交換のしかたなどは↓以下の記事を参照してください

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激安の青いバルブを購入!

ではここからが実際の作業編になります
とても簡単で誰でもできるので初心者にもオススメですが
モチロン作業のポイントはあるのである程度慎重にやってみましょう

スーパーカブのヘッドライト交換は
もちろんライトが切れた時に交換するのはモチロン
切れる前の長年使ってて弱く暗くなってたり
ハロゲンや今回の様に青いバルブで気分を変えてみたいなど

手軽な作業でメンテナンス・カスタム気分が味わえます

スーパーカブの電球交換で1番大事なポイントは

間違わないで適合するバルブを買う

という点でしょう
そんなの当たり前と思われるかもしれませんが
これは凄く大事です

何故ならスーパーカブに使用されている
ヘッドライトの電球の金口(規格)はあまり売って無いからです

ホームセンターやドン・キホーテには
カー用品売り場にスタンレー・レイブリックなど電球が売っていますが

カブに合う電球は殆ど売っていません

一応「PH7」という呼び名の規格なんですが
そのPH7にも色々あるのか車用のは使えません

また現在はスーパーカブと言っても色んなカブがあるので
全てが同じバルブなわけでもなく複雑になっています

今回のこの記事では
12Vのキャブ車丸目のカブ
という昔ながらのカブを前提にしてますので
電球もソレ用になります

とはいえ殆どのカブは同じなんですが
購入にあたっては自分のカブに合うのか?を調べてから!
が大事になってきます

NBSの激安バルブ

今回試してみるバルブはこのNBSのです
NBSとはカブのネット通販ではお馴染みの
「バイクパーツセンター」の事です

このバルブの特徴は何より値段です!

約400〜500円で買えAmazonなら送料無料(Prime)なので
試しに使ってみるか〜というお手軽さがあります

またこの値段で青いバルブで少しカッコいいのも特徴

青いバルブにするとライトの色が標準の暖色系の色から
白くなるので何となくカスタムした感が出ます

ちなみにこの様な青いバルブだと思いがちですが

コレはハロゲンではありません

なぜか青いバルブはハロゲンという先入観がありますが
これは普通の電球です

追記:現在は↑の製品は1000円以上するので
RAYBRIG のでも良いかもしれませんね
レイブリック モーターサイクル ハイパーバルブ R207


電球交換してみよう!

カブの電球交換は簡単
今どきのFIや110でもLEDモデルでなければ殆ど同じです
準備作業もすぐです

ライトの右下左下にある赤丸の2本のプラスネジ(ボルト)を外すだけです
それだけでメッキカバーのライト自体がごっそり外せます

真ん中下の青丸ボルトはライトの光軸(角度)調節に使用するのでまだ緩めません

しかしここで地味に大事な注意点ですが
プラスネジは基本的にナメ易いものです
なのでちゃんと合うサイズのプラスドライバーを使いましょう

一般的には「2番」と呼ばれるサイズがこのネジのサイズです
使用してるベッセルの場合は「P.2」と表記されるサイズ

ベッセルのドライバーは安く定番で使い易いのでオススメです

 

取り出すとケーブルにつながったままのライトが外せます

この状態から作業しやすいようにケーブルを外すのですが
コネクターを外す場合もありますが大概硬いので
電球を支えてるソケットごと外すのが楽チンです

ソケットの中にはバネがあるので
押し込みながら左回転で捻ります」
そうするとソケットごとはずれライトが分離します

この状態で電球はもうフリーになってるので
ひっくり返すと電球が落ちますので注意

作業しやすい場所に置いたら
中の電球を新しいのに交換するだけ

ちなみに
←左がヒロチー商事のハロゲン
→右が今回のNBSのバルブです

こう見ると少しNBSのは色が薄いしガラスもくすんでますね

そうそうバルブ交換で大事なポイント

バルブのガラス部分には触らない!(これ絶対!

というのがあります
これは不文律レベルでやってはイケナイ事!とされています

なので↑この様に金具部分だけを持ち作業します

いわく
「指の脂質がガラスに付くとそこだけ熱をもつ結果割れる」
とされています

なのでガラス部分は触ってはいけない事になってます

(ぶっちゃけ私は懐疑的だが一応触らない程度)

 

交換自体は簡単ですが
初心者がテキトーにやるとも限らないので一応ポイントをやると

電球の向きは簡単に決まります

電球の金具に凸のポッチが1つあるので
そこをライトケース側の上にある凹に合わせるだけです

それだけで上下左右は完璧ですが
こんな簡単でもミスするのは
その凸を隣のソケット用のL字型の溝に入れてしまう場合があります

なのでここはよく見てちゃんと入れましょう

電球をセットしたら外す時の逆で
ソケットを押し込んで右回転に捻れば・・

もうバルブ交換自体は完了です!

ライトカバーにあるツメ(画像下側)がライトの上になり
ソケットから出るケーブルが下になる
この状態で上下はカンペキです

そうしたらライトカバーを戻す前にもう一度
ソケットの確認をしておきましょう

 

戻す時はライトカバーの上のツメを先にハメるカンジで入れ
ネジ穴を揃えてネジをしめるだけ完成です

固定するプラスネジ(ボルト)はそれほど強い力は必要ありせんが
それなりにシッカリしめます
その加減はニュアンスが難しいとこですが
あまり強く締めると簡単にナメますのでほどほどに

 

ナメたボルトの代替

余談ですがこのライトカバーのボルトは
プラスの部分がナメやすい
錆易くもあるのでなおさらだ

なのでその代替のネジを探してみました

ボルトそのものは「M5」サイズで
長さは15ミリくらいでしょうか?

ただしプラスチックのライトカバーを護るためか
根本(頭側)にはネジは切ってない特殊なボルトです

なのでそのカンペキな代替というのは無理ですが
単純にサイズだけならこれが使えました

ホームセンターで売っている普通のユニクロのネジです
サイズは5×10を買いましたが5×15くらいがよさそうです

これにワッシャーを入れて使用したら
十分代用にはなりました
あまりキツくしめるとプラスチックを割る恐れがあるので注意です

ただしこの様なホームセンターのネジは
バイク用のボルトより強度が劣ると言われてますので
あくまで「代用」という自己責任で

Amazon・楽天では見つかりませんでしたが
ヨドバシドットコムにはありました→コチラ

 

光軸調整を忘れずに!

バルブ交換は簡単に終わっても
その後に光軸の調整を忘れずにしましょう!
光軸とは光が当たる角度の事で

上過ぎても下過ぎてもダメで
適切な角度があります

ただこれも文章ではニュアンスが難しいので
個々の判断になりますが

近年「安全の為にハイビームにしよう!」という運動がありますが
確かに郊外の暗闇などではその方が安全でしょうが

何にしても煽りの問題などがある世の中で
ライトをむやみに上向きにするのはよくありません

カブの光軸調整の仕方も簡単で

今度は青丸のボルトを緩めて調節します

ここを緩めるとライトの透明部分だけが15度くらい前後に傾けられます
ボルトはあまり緩めすぎずにやると微調整が楽です

調節はモチロン夜に
車体にまたがったまま(体重をかけて)真っ直ぐにカブを立てて
そのままでは暗いのでアクセルを少しあおって明るくし

ロービームなら30メートルくらい先の
標識やガードレールの反射板や反射塗料がちゃんと光るか?
逆に100メートル以上先の反射板や歩道橋など
頭上にあるタイプの標識にも届いて反射するくらいなら上向きすぎます

ハイビームならその逆で
遠くの反射板を文字通り反射するのか?

といった目安くらいが良いでしょう

カブの弱い電球では「路面を照らす」という意味では
ほんの20メートル先くらいが限度なので

遠くを照らそうといくら上向きにしても
むやみにハイビームになりるだけで「遠くまで明るく」にはなりません

なので反射板や標識の反射塗料頼みになり
そこに届くか?が重要になってくるでしょう

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NBSバルブの性能は?

さて交換は済んだのでやはり気になるのは
「バイクパーツセンターの激安青いバルブは明るいのか?」
という当然の疑問

ぶっちゃけると
それは前置き話の繰り返しになるでざっくりすると

やはり30Wの電球は30Wの明るさでしかありません

劇的な明るさの変化などはなく
標準のバルブよりも色が白いというくらいです

そしてハロゲンとの違いですが
使用してたヒロチー商事のバルブがホントにハロゲンか?
という疑念もありますがそれほど変わらないくらいです

つまりまとめとしては

・標準の電球よりも少し明るいくらい
・ハロゲンと同等(あくまでヒロチー商事との比較
・色は白くハロゲンっぽくなる

と「明るさ」という点では特に突出した性能などはなく
やはり気分を変えるや交換時に試してみるといった製品ですね

昼間日中には角度によってバルブの青さが
内部のミラー全体に反射して・・

こんな風に全体が青くなります!
こういったいわゆるドレスアップ効果の方が利点ですね

値段も約400円と安いし十分遊べる(←ココ大事
お買い得な製品だと思います

 

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バルブ交換のYouTube

今回の記事と同内容のYouTube動画をアップしてあります
このブログでまだ記事になってない動画もありますので
他の動画もよろしければ

↓下は以前のヒロチー商事のハロゲンバルブ交換の件です
夜間の明るさ比較の走行動画もあります
今回のNBSのバルブもこの動画のハロゲンと同等のカンジです

 

 

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